室伏広治 ゾーンの作り方

成長

目標達成のメソッドやトレーニングについて

目標達成するための方法を5つに分けて簡単にまとめたよ

1集中力

目的を達成するために集中する

だから目標が定まっていなければ集中はできない

自分は今何を目標にしてるのか、何を取り組むべきなのか、それを自分に問うこと

究極の集中力『風林火山』

疾きこと風の如く

徐かなること林の如く

侵掠すること火の如く

動かざること山の如し

https://dictionary.goo.ne.jp/word/%E9%A2%A8%E6%9E%97%E7%81%AB%E5%B1%B1/

本物の集中力とは、ここぞというときにどんな状況でもどんな場面でもその状況に合わせて力を出せること

つまり集中力とは適応力

風は動 林は静 火は動 山は静

『明鏡止水』

曇りのない鏡や静かな水の状態

本当に集中している時は集中しようという意識すら消えている

もう一つは楽しさを見つけること

集中してやることの楽しさを見つけること

2ゾーン

室伏広治がゾーンに入るためにやったこと

『ハンマーを磨くこと』

ただ磨くだけではなく、どうしたらハンマーは気持ちがいいのか考えて磨く

自分の手で考えて磨くことでハンマーは気持ちかったに違いない、そう自分が感じることが脳の辺緑系の動きを刺激してハンマーと一心同体になれた

⭐︎こういう気持ちは自分の仕事や生活にも使えると思う

喝と太刀を突き上げ、咄と打つ心

五輪書 宮本武蔵

力を出すには音と呼吸が重要

室伏集中呼吸法

1、両手を丹田の前で重ねる

2、目を閉じ、眉間の間と丹田と手の中心に意識を向ける

3、呼吸を意識しないで3分やる

室伏力を引き出す呼吸法

1、思いっきり息をはく

2、体に力が入っている状態になる

3、2の状態で息を吸う

4、それを5回3セットやる

3限界を超える

室伏『限界を超えることが面白い、昨日より今日、今日より明日というように日々自分を超えていくことが楽しい、そのために工夫したりするのが楽しい』

大きな船で大きな航海を

日々の練習は大きな船を作る作業

設計も準備も構造も骨組みも土台作りも、妥協せずに作らなければ、沈まない大きな船は作れないという意味だ

人にやらされている練習はつまらなくする

自ら進んでどうなりたいかを考える

1度でもいいから限界を超える

4ゴールへの道のり

目的と目標を定めて最短の軌道を描く

孫子の言葉 遠近の計

一番遠回りに見える線でも、実際は一番近いというグラフ

目的と目標を混同しない

『目的は人生における最終的に到達したい事柄、目標とは目的のために達成する事柄』

目的は自分のためじゃない方がいい

目標 金メダル 目的金メダルを取ることによって子供たちに希望を与えること

過酷な訓練の取り組み方→根拠や理由を持つことが大事

遊び心も持つこと

『耳という言葉はもともと実々から来ている』

人の話に耳を片向ける姿勢

新しいやり方について『今までやってきたことを変えるのは大変なこと、それが合うかもわからない、でも大事なのは両方のやり方を知っていること』

緊張する場面では、、、いつもと同じ動作をしてみる。あと呼吸

5自然体

『虚室生白』何もなくなった部屋に一筋の光が差し込むように、何も無くなって絶望感に苛まれても、そういう時こそ普段見えなかったものが見えてくるということ

本番で力が入ってしまう人

→全力を出したことがない、失敗を恐れている

失敗してもいい!勝てなくてもいい!練習で全力を出し、本番でも全力を出す。そうすれば次が見えてくる

失敗を恐れるな!失敗は恥ずかしいことじゃない!

成功して立ち止まるのではなく、失敗を恐れずにチャレンジしていくことが大切

『納屋には藁がある』この意味は練習で納屋に力(藁)を溜め込んだ、あとは本番で納屋にある藁を一本残らず使い切るだけという意味

まとめ

この本は室伏は生まれながらの天才というわけではなく、日々自分で考え工夫し、努力する人間なんだということがわかった。これは仕事や私生活でもかなり使えることだと思う。

自分が緊張しやすい、力を出せないとかそういう人間には刺さる。

一番好きなのは、失敗を恐れず、全力を出す。それが一番好き。そういう取り組み方を忘れずにやっていきたい。

ゾーンの入り方 

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